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ミラノ発の老舗ブランド、「SPELTA」の
バレエシューズで気品香るモダンな足元に
2021.08.02
1967年にイタリア・ミラノで誕生した「SPELTA(スペルタ)」は、もともとのクラシック感を残しながらも独自性を兼ねたデザインが人気を博す、世界5大バレエシューズの1つとして名高い老舗ブランド。今回「AT THE VOICE」では、ブランドの背景やこだわりの製法にフォーカスしつつ、「SPELTA」が誇る普遍のシグネチャーシューズ「OLGA(オルガ)」をご紹介する。
オールブラックに効く
高貴なバレエシューズ
クールな印象のオールブラックコーディネートは、バレエシューズが醸すノーブルな雰囲気と相まって端正な佇まいに。ステッチが効いた甘さ控えめのワンピース、足元に抜け感を演出するシースルーソックスを加えることで、女性らしい柔らかさとモード感が巧みに交差するスタイリングが完成。
バレエシューズ OLGA/SPELTA ¥27,500(tax in)
その他すべてスタイリスト私物
気取らずに履ける
親しみやすい甲深デザイン
ラウンドトゥに甲を覆う深めのカッティングが特徴の定番モデル「OLGA」。どこか懐かしさを感じさせるフォルムながら、新鮮な表情をもたらすバレエシューズで、フェミニンな着こなしにもマニッシュスタイルにも合わせられるニュートラルさが魅力。深いブラックもスタイリッシュな装いの鍵に。
バレエシューズ OLGA/SPELTA ¥27,500(tax in)
その他すべてスタイリスト私物
優れたフィット感を生む
「グッドイヤー製法」
職人たちの手によって1足1足丁寧に作られている「SPELTA」のバレエシューズ。アッパーとソールを接着するのではなく、縫い合わせる「グッドイヤー製法」を用いることで、ソールの返りを良くし、柔らかなフィット感を生み出している。その履き心地の良さこそが、長年多くの人たちに愛されている理由の1つ。
可憐な足元が際立つ
抑揚のあるオールホワイト
ボーイッシュなハーフパンツと、袖に女性らしいディテールがあるニット。スタイルや質感を違えて、オールホワイトでもメリハリのついたコーディネートに。一見カジュアルなハーフパンツも、ピュアなムードにあふれたホワイトのバレエシューズが上品な印象へと導き、レースソックスが可憐な足元をより一層引き立てる。
バレエシューズ OLGA/SPELTA ¥27,500(tax in)
パールネックレス/ SYMPATHY OF SOUL style ¥24,200(tax in)
ボールチェーンネックレス/SYMPATHY OF SOUL style ¥20,900(tax in)
その他すべてスタイリスト私物
履き込むほど足になじむ、
ソフトでしなやかな羊革
ブランド独自の甲深デザインやグッドイヤー製法に加えて、ソフトでしなやかな羊革を使用した1足は、足を包み込むような心地よさで1日中履いていてもを感じさせない仕上がりに。本格的なバレエシューズの意匠を継承したフロントリボンは実際に結ぶことができ、絞り具合で多少のサイズ調整が可能に。
バレエシューズ OLGA/SPELTA ¥27,500(tax in)
その他すべてスタイリスト私物
いつの時代でも
手に取る人が満足する1足を
「SPELTA」がものづくりをする上で最も大切にしているのは、手に取る人の満足感。定番モデルの「OLGA」を筆頭に、時代ごとに求められるデザインを生み出し、毎シーズン新しい色や素材を追加。“今”の空気感と履き心地の両方を叶えるシューズは、バレエダンサーたちの休日の1足としても愛用されている。
NEXT
次回はモデルの田中美保さんが、「TICCA」とコラボレートした
スペシャルなカーディガンをまとって登場。
どうぞ、お楽しみに。
STAFF
photography by Keita Goto at W inc.
styling by Chiaki Furuta
hair&makeup by Mika Iwata at mod's hair
model by Oksana at TOKYO REBELS
text by Ayako Takahashi
direction&edit by Lula Japan Limited.